段ボールの処分方法って難しい?
段ボールの捨て方・処分方法については、基本的にそこまで難しいことではありません。
その理由は、多くの自治体で資源系ゴミとして回収を実施しているためです。自治体ごとに収集機会は異なりますが、全国的に見ても同様に資源としての回収が行われています。
そこで今回は段ボールゴミの処分については解説をしていきます。
段ボールは「捨てる?」「処分?」
ダンボールの処分に関しては、『捨てる』という表現が最も適しているものと考えられます。
理由としては、家庭ゴミとして一般ゴミで排出することができる類のものとなってくるため、処分という表現を使用するほど大変なイメージを持つ必要がないためです。
その為、段ボールゴミを処分したい場合には、ウェブ検索等で「段ボール 捨て方」といった調べ方をすることが適しているでしょう。
捨て方・処分方法は6パターン
① 自治体のゴミ収集
② 回収ボックスに捨てる
③ 清掃施設に持ち込む
④ 古紙回収業者に持ち込む
⑤ 引っ越し業者に回収してもらう
⑥ 不用品回収業者に依頼して処分する
不用な段ボールゴミについては上記の6つの捨て方・処分方法が利用できると考えられます。
① 自治体のゴミ収集
こちらは各自治体ごとに利用できる資源ゴミ回収を利用して捨てる方法です。自治体ごとに月に2度ほど利用できますが、2週間に1回など頻繁に捨てることはできません。
多くの自治体では「古紙・古布類」のゴミとして資源ゴミの収集日が定められているでしょう。
② 回収ボックスに捨てる
最寄りの自治体施設やスーパーマーケット等に設置されている回収ボックスに捨てる方法となります。比較的規模の大きなお店であれば、全国ほとんどの地域で積極的に回収が行われています。
基本的に施設やお店が営業中であれば利用すことができるため、足を運ぶことができれば比較的自由なタイミングで捨てることができるでしょう。
③ 清掃施設に持ち込む
お住いの自治体の清掃施設に資源ゴミを持ち込んで処分できる場合には有効な手段です。他に良い処分方法が無い場合には、こちらを利用してみると良いでしょう。
しかし、資源ゴミの持ち込みが許可されている自治体に限るため、あまり利用できる自治体は存在しないかもしれません。清掃施設の多くは一般ゴミの持ち込みが認められていない場合が多いです。
④ 古紙回収業者に持ち込む
古紙回収業者の企業に問い合わせて回収を行ってもらえる場合には有効な手段です。特に問題が無いようであれば営業時間内に持ち込んで回収してもらいましょう。
ただし、お住いの近くに古紙収集・回収業者が存在している場合に限られると考えられるため、どうしても処分がしたい場合以外には利用しづらいかもしれません。古紙回収業者が巡回回収をしている場合は利用しやすいかもしれません。
しかし、基本的に新聞等の紙ゴミの回収が中心と考えられるため、段ボールゴミの場合にはNOと言われることもありそうです。
⑤ 引っ越し業者に回収してもらう
引っ越しなどで大量に生じた段ボールゴミの場合には、引っ越し作業を依頼した業者に問い合わせて引き取ってもらいましょう。
引っ越し完了から2週間程度経過した後でも回収を実施してくれる場合も多いため、引っ越しで生じた段ボールゴミであれば、こちらの方法で処分することが適しています。
⑥ 不用品回収業者に依頼して処分する
費用こそ掛かるものの、どんな不用品でも回収してもらえる業者となるため、利便性が高いです。問い合せ当日に回収しに来てくれる場合も多いため、使い勝手も良いでしょう。
しかし、他の処分方法を見ても分かる通り、段ボールのような資源ゴミを処分する場合にはかなりの割高な手段となってしまいます。
その為、予め他の不用品の処分も目的に合わせて利用できた方が良いでしょう。ついでに回収してもらう目的であれば、箱としてまとめて回収してもらうことも良いかもしれません。
実際のところどの捨て方が一番良いの?
まずは、自治体のゴミ収集で捨てられることが最も良いでしょう。しかし、自治体によっては月に1度の収集であったりと使い勝手が悪いです。その為、タイミングが合わない場合に他の方法を検討できた方が良いでしょう。
また、不用な段ボールゴミが引っ越しに伴うものである場合には、引っ越し業者に回収してもらえた穂が手っ取り早いです。
次に、手間が掛かっても良いという場合には、自力で持ち込んで捨てられる手段を活用しましょう。そのため、スーパー等の回収ボックスを利用するか、古紙回収業者に問い合わせて回収してもらえると良さそうです。しかし、これらはお住いの地域によっては利用できない場合が多いです。
これら以外の方法でお金が掛かってしまっても構わないという場合には、不用品回収業者に依頼をして処分を進めましょう。この方法であれば確実に処分を行うことができるため安心です。
処分に関しての注意点
汚れてしまったり濡れてしまっている段ボールについては資源ゴミ収取の対象にはならなくなってしまいます。その為、段ボールゴミについては、雨風に晒されない環境となる室内で保管ができた方が良いでしょう。
また、基本的に段ゴールゴミは可燃ゴミでの排出はできません。段ボールの切れ端などの少量のゴミであれば可燃ゴミで捨てても問題ありませんが、大量の段ボールゴミを切り刻んで可燃ゴミで捨てるような行為は行ってはいけません。
しかし、汚れが激しい段ボールゴミについては可燃ゴミでの処分が可能です。資源ゴミとして利用できなくなってしまったものは可燃ゴミで捨てるしかないためです。
まとめ
今回は段ボールゴミの処分について解説を致しました。
基本的には自治体の資源ゴミ回収やスーパー等での回収ボックスを利用して処分することが理想でしょう。
しかし、それらの捨て方・処分方法が直ぐに利用できない場合には、確実に処分が可能となる不用品回収業者を利用した方が良さそうです。
特に様々な物もまとめて処分を進めることができるため一石二鳥でしょう。