不用品回収業者の情報ブログです。様々なカテゴリー記事を掲載しています。

ベッドの処分方法は難しい!対処方法を詳しく解説:不用品でお困りの方向け情報ブログ

ベッドの処分方法は難しい!対処方法を詳しく解説

21 PV

ベッドはご家庭から排出される粗大ゴミの中でも比較的大きな部類の家具です。ある程度の大きさが伴う物にもなるため、処分を行う場合には苦労をするという場面も出てくるでしょう。


今回はそんなベッドの処分方法について分かりやすく詳しく解説を致します。


ベッドは普通の粗大ゴミとしては考えてはいけない


一般的なベッド製品の多くはほとんどの自治体で粗大ゴミに該当します。しかし、サッと運び出せるほど小さな物でもないため、粗大ゴミとして処分を進めることができたとしても気軽に捨てることはできない物です。


また、必ず注意して欲しいこととしては、一般的に該当するベッド品目は『ベッドフレーム』であり、ベッドに敷かれているマットレス(ベッドマット)は該当しません。


そのため、ベッド用マットレス・ベッドマットの処分が必要となる場合には、別途処分方法を調べて対応をしましょう。多くの場合は別々の品目として扱われており、セットで取り扱う場合はほとんどありません。


そのまま持ち運ぶことは難しい


まず、シングルサイズのベッドを想定した場合、意外にそのままの状態運び出すこともできそうな印象を抱きますが、到底1人では運び出すことはできません。大人2人掛かりでどうにか運び出すことができるくらいの重労働です。


当然ながら、シングルサイズ以上のベッド製品に関してはさらに大きさが伴うためより多くの人手が確保できたとしても、そのまま運び出すことは非常に困難です。


1階から両開き窓を使って屋外に搬出できるなど、よほど良い条件でない限り、そのまま処分を進めることは困難でしょう。


解体が前提


比較的標準サイズのタンスやクローゼット等の家具とは異なり、ベッド製品の場合は縦横の幅があるため、そのままの状態ではドアから通すことができなかったり、階段から降ろすことも難しい場合がほとんどです。


よほど運び出すスペースに余裕があったり、引っかかってしまうような障害物がないなどの条件が合わさらない限り、そのままの状態での運び出しは難しいでしょう。


その為、ベッド製品は基本的に解体をしてパーツごとに運び出すことが前提となる粗大ゴミであるということを覚えておきましょう。


冷静に考えてもらうと分かりますが、どうにかそのままの状態でベッドを運び出せたとしても、そのままの状態では大きすぎて回収してもらえません。つまり、根本的に解体して捨てるということが必須になってきます。


解体と運び出しも大変


解体することを前提に考えると、想像の通りそのままの状態よりも幾分か運び出しやすくなるでしょう。


ベッドフレームの場合、暑い板を組み合わせて作成されているため、上下左右面の板と寝床面の板を別けていくことになります。200cmほどの左右面の板2枚と100cmほどの上下面の板2枚と、寝床面の板3枚程度にすることができます。


ここで注意しなければならないこととして、解体してパーツごとに別れた板であってもある程度の重さが伴うことです。高さ45cm×幅200cm×厚み3cmの大きさの板一枚でも3kg以上の重さがあります。一見軽そうに感じられますが、横長である程度の厚みもあり不安定で持ちにくいものにもなり、実際は想像以上に持ち運びが難しいものでしょう。


場合によってはパーツを切断する


元々はそのままの状態(組み上がった状態)で部屋に運び入れることができた物ではあるものの、その時は搬入や組み立てを作業してくれた人もいたでしょう。しかし、片付けて処分をする場合には自力で対応をしなければなりません。


多くの場合、ベッド製品は木材パーツで構成されています。そのため、ベッドの左右パーツについては適当なサイズまで小さく出来なければ持ち運びに支障が出る可能性があります。


処分の効率を考えた場合には切断して排出をした方が良く、集積所・排出場所に出す場合にもコンパクトな状態で出せた方が気持ち的にも良いでしょう。


自力で解体ができるならば直接搬入も活用すると良い


ベッドを粗大ゴミで処分する場合、多くの自治体では3,200円程度の処理手数料が掛かります。そのため、ゴミの処分と言えど馬鹿にならない金額となってきます。


そもそも解体が必要で、ある程度は自力で対応する必要がある状況であれば、そのまま粗大ゴミの持ち込み処分・直接搬入を利用してみると良いかもしれません。


自治体によっても処理手数料(金額)は異なりますが、半額程度または10kgあたり300円ほどまで出費を抑えることができます。そのため、持ち込み処分ができれば1,500円以上は出費を減らせるため、非常に有意義です。


自力で対応しない場合は?


ご自身で粗大ゴミ処分を進められない場合には、まずは片付けの作業を手伝ってもらえる手段を模索してみましょう。多くの場合、販売元のメーカーや購入店に相談することが適切です。


しかし、新たな製品の購入が前提となるような場合も多いため、条件に合わない場合には利用することができません。また、人から貰ったおさがりであったり中古品を購入してきた物である場合には、同じように相談をすることができない場合が多いです。


そんな時は、処分を前提に不用品回収業者や便利業者に依頼をして片付けと処分を依頼することが適切でしょう。また、状態の良いベッド製品の場合には買取を利用する方法も有効であるため、家具買取店やリサイクルショップを利用するの良いでしょう。


多少の破損や劣化であれば我慢して使う


ベッドを買い替える理由は大きく別けて2つあります。1つはサイズを変更する場合で、もう1つは何かしらの破損が見られる場合となります。


破損が見られる場合、いつも通りに使用しているといつかは崩れてしまうような決定的な状況でもない限り、一旦はそのまま使用し続けた方が無難かもしれません。ベッド下の収納が開けられない程度であれば、早急に買い替えや処分が必要となるわけではないものと考えられます。


買い替え処分が最優先


ベッドは家具の中でも圧倒的に場所を取るものです。そのため、新しいベッドを購入したタイミングで同時に古いベッドを処分する必要があります。


そのような理由から、家具メーカーでの買い替えを利用して、効率良く処分を行えることを最優先に考えて行けた方が無難です。搬入と同時に解体や引き取りをお願いできるのであれば面倒で手間な作業も全て任せることができてお得です。


処分のみにはどのくらいの費用が掛かる?


多くの自治体では、ベッドフレーム1つの処分費用は3,200円程度であることが一般的です。おそらく多くの自治体でもっとも料金(処理手数料)が高い品目となっているでしょう。


他の粗大ゴミの料金を見るとどうしても金額が高い印象を抱きますが、処分に掛かる手間や労力を考えると、実はリーズナブルな費用でもあるでしょう。


シングルベッドの場合には2,200円程度に収まる場合もあるため、処分の進め方次第では自力で粗大ゴミでの処分を進めた方が費用も抑えられてお得かもしれません。


業者に依頼して片付け・処分をしてもらう場合の費用は?


業者を利用して処分を進める場合に気になる点が諸々の作業で発生する費用になるでしょう。結論からいうと意外に高くつきます。


例えば、作業員が2名で30分~1時間程度で片付け対応をしてもらえるとします。シンプルにそれだけの拘束時間が発生する物になるため、解体や運び出し・回収作業だけで4,000~5,000円程度は掛かるものになるでしょう。


さらに、出張対応と回収後の処分・運搬費用などを考慮すると、5,000~6,000円程度は掛かってきてしまうことになります。


つまり、合計すると9,000~11,000円ほどの費用は掛かるものになってくるため、便利な対応ではあるものの意外に費用は高いです。


引き取り・回収でもお金が取られる


メーカーの買い替えや引き取り処分を利用した場合の費用は、4,000~6,000円程度です。


これらの内訳は、作業対応費と運搬費用の2種類となります。買い替えの際は納品のついでに持ち帰るだけとなるため作業対応費のみの3,000円程度で済みますが、引き取りのみの場合には片付け作業と運搬費用が両方発生するため合計すると6,000円程度になってきます。


買い替え対応に際し、店舗側やメーカー側がどのようなサービスを提供しているかにもよりますが、多くの場合は収集運搬費用は必ず発生していきます。


ベッド自体の価値はどのくらい?


実際にベッドを購入したことがある方からすると、意外に価格が高いものと言う認識があるでしょう。ベッド製品自体の品質などによっても価格は変化してきますが、基本的に良い製品の場合は3万円以上するでしょう。


更にベッドサイズが大きくなればなるほど価格も高くなるため、2人で使用するセミダブル以上のベッドの場合には5~6万円以上の価格になるでしょう。


このようにベッド製品自体には非常に価値があるものとなるため、状態の良いベッドの場合には買取をしてもらって引き取ってもらう方法も良い選択となってきます。


買取で処分を考えるなら家具専門店やリサイクルショップへ


ベッドを効率良くお金に変えたい場合には、家具専門店やリサイクルショップを利用して売却をした方が良いでしょう。多くの場合、店頭に置かれている中古品の価格が参考になるでしょう。


そのため、中古品であってもある程度高い値段で販売をしているお店の方が買取値も高めになることが予想されるためオススメです。


逆に、販売店やメーカー等の下取りサービスを利用して売却をする場合、買取が成立はしやすいものとなりますが、買取値自体は比較的抑えられるものとなるため、そこまで大きな金額にはなりません。


【まとめ】


ベッドはご家庭の家具の中でも非常に大きな物になってきます。それ故に、自治体の粗大ゴミ収集サービスを利用したとしても、処理手数料(費用)は非常に高額です。


また、自力で粗大ゴミとして処分を進める場合には比較的手間や労力も掛かってくるものとなるため、処分の進め方次第では状況は大きく変化してきます。


最終的にある程度纏まった額の出費があるものと考えてしまえば、始めから業者に依頼をして、片付けや引き取り・回収をお願いしてしまった方が便利でもあります。


また、ベッドは生活に必須の物にもなってくるため、基本的に処分のみを行う状況は少なく、新たなベッドの購入が伴うものでもあります。そのため、購入に合わせて販売店やメーカー側に、古いベッドの引き取りや回収をお願いしてしまった方が効率も良いでしょう。


ある程度の金額は掛かってくるものと見込み、手間や効率面を重視した洗濯をした方が賢明でしょう。